Back Pain
腰の痛み
年を重ねると、多くの人が経験するようになる腰の痛み。
身近な症状のひとつである腰の痛みは、生活の質にも影響を与えることがあります。
この記事では、腰の痛みの具体的な症状、原因と対策、当院の治療法について解説します。

こんな症状でお悩みありませんか?
日常的に起こる腰の痛みの症状には、以下のものがあります。
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慢性的な腰の痛みがある
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足腰がなんとなくだるい
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天気が悪くなると腰が痛む
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腰の痛みで気分が億劫に感じる
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肥満気味か姿勢が悪い方である
腰の痛みの原因について
一般的には、腰の痛みは「慢性腰痛」といわれています。腰痛の原因にはさまざまなものがありますが、骨や神経に異常がある場合とそうでない場合があります。特に、注意したいのが大部分の腰の痛みを占める後者のタイプです。
このタイプの腰の痛みは、日常生活のクセや加齢によって、筋肉が緊張しすぎたり、関節が動きにくくなったりなどにより引き起こされるものです。ただし、病院のレントゲン写真などでは、異常が見られないことが多く、原因を明らかにするのが難しいという特徴があります。このことから、筋肉や関節の動きを見ながらアプローチする整骨院に通う人も多くいらっしゃいます。

腰の痛みの改善方法
日常生活でも腰の痛みを和らげるポイントがいくつかあります。
腰の痛みの具体的な改善方法について挙げていきます。
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お風呂に浸かる
筋肉に緊張や関節の動きの不具合によって腰の痛みがある場合、入浴によって症状が改善しやすくなります。湯船に浸かると、血行が促進されて筋肉をほぐしやすくなるためです。毎日の入浴タイムにはきちんとお風呂に浸かるようにしましょう。
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マットの硬さを確認する
毎夜過ごすベッドや布団のマットは、程よい硬さのものを選ぶようにしましょう。硬すぎるマットは、背骨のS字ラインに負担をかけますし、反対に柔らかすぎるマットは体が沈みすぎるため、腰の痛みの原因になることがあります。背中とお尻の2点で体が均等に支えられている状態が、自分の体に合ったちょうどよいマットの目安になります。
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痛み止めや湿布を使用する
腰痛持ちの人は、痛みのために外出するのが億劫になってしまうことが少なくありません。家の外に出ることは、筋肉の維持だけでなく、社会的孤立を防止するものです。痛み止めや湿布は、腰の痛みそのものを治すものではありませんが、痛みがある場合は、用法用量を守ったうえで、痛み止めや湿布を使用するのもよいでしょう。